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【有害物質】ヒ素や六価クロム検出!築地市場の土壌がやばい!

築地市場の土壌から基準上回る5種類の有害物質

 


東京都は、築地市場で行った土壌調査で、111か所の調査地点のうち30か所から、基準を上回る5種類の有害物質が検出されたと発表しました。有害物質は六価クロム、ヒ素、水銀、フッ素、鉛の5種類で、

東京都は築地市場の土壌調査の結果、30カ所で基準値を超えるヒ素や六価クロムなどが検出されたと発表した。

小池知事が築地市場の安全性の評価や豊洲への移転について、どのような判断を示すのか注目されます。

なにかと注目を集めている小池都知事は、8月31日、「11月7日に予定されております、築地市場の豊洲新市場への移転については、延期といたします」と述べた。

延期の理由として、「都民ファースト」の視点から、安全性についての懸念、巨額かつ不透明な費用の増加、情報公開の不足という、3つの疑問点が解消されていないことを挙げている。

ゴジラの元ネタ

この問題は連日テレビのワイドショーなどで取り上げられ、話題になっている。先日、ある人からも「豊洲への移転は心配だ」といわれた。安全性にかかわる話なんでしょ、ということだった。

心配はもっともだ。それに、コスト高になっていくのが一部の利権が原因とすれば当然腹が立つ。しかしながら、移転の延期や凍結、中止という議論は別である。

要するに移転がらみのきな臭い話はまったく腹立つのだが、同時に今の築地は開場後80年が経っており、耐震、安全、衛生面で実用的ではない状態なので早く移転すべきなのだ。このことは、テレビ番組(9月3日朝日放送「正義のミカタ」)でも主張した。

築地市場は古すぎるので、安全基準を十分に満たしていないうえ、きれいとは言いがたい。アスベストの問題も残っている。築地市場と豊洲市場を比較すれば豊洲市場の方が安全できれいなのである。

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テレビ番組では、印象付けるような表現も必要なので、例として「水爆で被爆した第五福竜丸が築地市場に持ち込んだ汚染マグロが、築地市場に埋められている」という話をした。築地市場に行った人なら碑があったから知っているはずである。

この話は最近話題になっているゴジラに関するネタでもある。第五福竜丸事件は、1954年に発生しており、ゴジラの第一作はこの事件が契機になったものだ。

小池百合子知事がピンチ

豊洲新市場(東京都江東区)への移転問題で、結論を先送りにしている小池百合子知事がピンチだ。都の市場問題プロジェクトチーム(PT)の小島敏郎座長らが、築地市場を再整備、存続させ、豊洲市場の施設を解体、用地を高層マンションなどの業者に売却する「私案」を公表したが、事前の調整もなく、実現性も疑問視される「空論だ」と市場関係者や地元自治体から批判が殺到しているのだ。(夕刊フジ)

小島氏らの築地再整備案は工事の企画から完成まで7年を想定。総工事費を約734億円とし、業者が部分的に市場施設などへの移動を繰り返し、営業を続けながら建て替えを進めるとした。

だが、築地再整備をめぐっては、都が1986年に現地での施設再整備をいったん決定したが、営業を続けながらの改築は困難を極めるなどとして頓挫した。99年、都と市場団体が「現在地再整備は困難で、移転整備へと方向転換すべきだ」との結論を出し、その後、豊洲への移転が決定した。

こうした経緯があるだけに、市場関係者からは「なぜまた話が蒸し返されるのか」「これ以上、業界を惑わすのはやめてほしい」といった声も相次いでいる。

長年築地で仲卸業を営む生田与克(よしかつ)氏は「移動しながら改修するというが、今その場を使っている業者とどう折り合いをつけていくのか、生鮮食品を扱うのに必要不可欠な冷蔵庫などはどうするのかといった非常に重要な問題が何も考慮されていない。市場のことを何も分かっていない人が考えた空論との印象で、検討にも値しない」と突き放す。