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小林麻央(こばやしまお)ついに力尽きる・・・

市川海老蔵「人生で一番泣いた日」

小林麻央さんが亡くなった今日も舞台位立ち続ける市川海老蔵さん。

小林麻央(こばやしまお)が亡くなって麻耶(まや)の気持ち

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仲の良い姉妹だったと有名な妹・小林麻央と姉の小林麻耶

小林麻耶は今どういった心境でいるのでしょうか・・・・

闘病2年8カ月・小林麻央さん(34)死去

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最期の生活

骨転移から顎に転移をしてしまった以上、その転移を倒そうとするのなら小林麻央さんの顎を顎ごととらなければなりません。

顎の腫瘍は(個人差はありますが)しゃべるだけで激痛が伴います。その辺はケアで処置をしている状況でしょうが、腫瘍が大きくなれば話すこともできなくなります。そして顎に転移したという事はもう直に「脳転移」があるはずです。

どう考えても小林麻央さんの現在の状況から「奇跡」を望むのはあまりに酷です。

今回の退院は、それならば「家に帰り、痛みを緩和しながら死を待つ」と言う判断、それを家族も小林麻央さん本人も承知して緩和ケア(ホスピス)に踏み切ったかと思います。

この本勇気づけられますよ!

緩和ケアではチームを組んでサポートにあたります。本人が「家に帰りたい」「慣れ親しんだ家で」「地元で」などの思いがあり、相談をすれば医療職と介護職がチームを組んで患者さんをサポートします。

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それを在宅介緩和ケアと言います。今回の退院は小林麻央さんがこの在宅ケアに切り替えたものからだと思われます。

(過去の記事)

小林麻央さんの余命なんてわからない

話題になっている小林麻央さんの「余命」はあくまで目安ですのでハッキリと本人に「いつまでですよー」というものではありません。なので小林麻央さんの亡くなるのはいつなのか誰にもわかりません。

小林麻央さんの症状から言って今日、明日に亡くなる事はないでしょうが、いつ痛みがピークを越えケアによる処置で意識が朦朧となるかわからない状況な事は確かでしょう。意識が朦朧になれば家族とまともに会話をできる時間が大幅になくなります。

お子さんにはできる限り今のうちに小林麻央さん(お母さん)とお話ができたらいいな!って思いますが、まだ小さく自分のお母さん(小林麻央さん)の明日なんて考えてもいないでしょう。

また明日もいつものようにお母さん(小林麻央さん)と話ができる。

調子が良ければ遊ぶこともできる。と思っているでしょう。

逆に小林麻央さんはいつも「今日で最期かも」と考えながら眠りについているであろうという事考えると切なくて仕方がなくなります。

麻央さんの最後の状況

2017年6月、今回の退院は小林麻央さんと市川海老蔵さんの「最期は家で過ごしたい」と言う意向を聞いての対応であると思われます。

よって、痛み止めが効くうちは小林麻央さんは意識を保つことができますが、痛み止めのケアが効かなくなるといよいよ「モルヒネ」などの麻酔薬のようなもので小林麻央さんの痛みをとってあげるケアにうつり、その副作用により小林麻央さんの意識は朦朧となり徐々に会話が出来なくなってくるのです。

小林麻央さんの癌の転移はすでに「骨転移」おろか「上顎転移」まで転移しており、通常であれば健常者が想像できない「鈍痛」などの痛みに襲われているはずです。

その痛みをとってあげるためには緩和ケア(ホスピス)でのケアが必須です。

下記で説明してありますが「上顎腫瘍」は次第に言葉を発する事もできなくなります。

賛否両論なのはわかっていますが、私的には「小林麻央さん!もう頑張らないで・・・」って思うのです。

小林麻央(こばやしまお)さんの余命と奇跡

もし余命と言うものが正しいのであれば、小林麻央さんはすでに気力や市川海老蔵さんの力などで「奇跡」を何度も起こしています。

色々なブログで余命は2016年8月、2017年5月など書かれているのを見受けられます。いずれも何かの根拠がありかいてらっしゃるんだと思います。

と、いう事は小林麻央さんは余命よりもうすぐ1年も長く家族と会話ができ、食事がとれたことになります。家族も見ていて涙とカラ元気な声しかかけられない状況でしょうが、小林麻央さんはまだ生きています。

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「麻央ちゃんが生きていてくれるだけで嬉しいんだよ」と言う言葉がありました。

家族はそうですよね!生きていてくれたらそれが一番うれしいです。

小林麻央さんの無念を思うと涙がでる

私的な話ですが私のお母さんは私が3歳の時に小林麻央さんと同じく「乳がん」で亡くなっています。その時にお母さんは私を「産まなければよかった!」と言ったそうです。その言葉には色々な意味が含まれているでしょう。

小林麻央さんにも男の子と女の子の小さなお子さんがお2人いますよね。

小林麻央さんの心を思うと色々な事に涙が出ます。

しっかりとお話ができるようになった子供と話ができないという無念さに涙がでます。

遠足に行く子供にお弁当を作ってあげられないことに涙がでます。

プールで5m泳げるようになった子供をみれないことに涙がでます。

入学、卒業をみられないことに涙が出ます。

この先、子供を叱ってあげることができないことに涙がでます。

この先、子供をほめてあげることができないということに涙が出ます。

将来、子供とお買い物にいけないことに涙が出ます。

何よりも子供たちの未来に自分がいない!ということ思うと涙がでます。

小林麻央さんが望んでいたであろう生活

ここから先は、自分の力で歩く事ができなくなり、痛みでしゃべる事が苦痛になり、腫瘍でしゃべる事ができなくなり、自分の力でご飯を食べることもできなくなり、美味しい食事ができなくなり、自分の力で立つことすら困難になるでしょう。

小林麻央さん本人はきっと生きていく意味を「自分の力でご飯を食べる」「自分の力で歩く事ができる」一番望んでいるであろう「普通に家族と過ごす」ことと考えている事でしょう。今の小林麻央さんにとってそれ以上の幸せはありえないかと思います。

ただこれからはその小林麻央さんが望む行動ができなくなり、話すこともままならなくなり、ただ痛いだけになってしまうならやはり「もう頑張らないで!」って思ってしまいます。市川海老蔵さんご家族は小さな子もおりますし、とにかく生きていてほしいと願うの当たり前なのはわかってますが・・・

小林麻央さんが患った乳がんは?

乳がんはがんの広がりや特徴によって、3つの種類に分けることができます。

非浸潤がん
非浸潤がんは、乳管や小葉の中だけにがん細胞がとどまっていて、それ以外にはまだ広がりを見せていないがんのことです。非浸潤がんは乳がんの中でも早期のがんで、転移などは起こしていないため、この段階で治療をして、手術を行えば完治します。
非浸潤がんはマンモグラフィーや超音波などのがん検診で発見されたり、乳頭からの血性分泌物で発見されることがほとんどです。乳がん全体の5~20%程度を占めます。

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浸潤がん
浸潤がんは、がん細胞が乳管や小葉の外にまで広がった状態のがんです。乳がんは胸のしこりで発見されることが多い傾向にありますが、しこりで発見される乳がんのほとんどが、この浸潤がんになります。浸潤がんはリンパ節転移を起こします。

パジェット病
パジェット病は乳頭のびらんで発見される乳がんです。がん細胞が乳管を通って表皮に達したために乳頭にびらんが起こります。パジェット病は乳がん全体の1%未満しかありません。

乳がんの治療は手術療法、化学療法、内分泌療法、放射線療法の4つがありますが、手術療法を基本として、乳がんの種類や進行度に応じて治療法が選択されます。
乳がんのステージごとの(生存率)を小林麻央さんをあてはめてみると

(下線が小林麻央さんのすでに患った症状に当てはめたもの)

0期(5年生存率95%)・乳がんが発生した乳腺の中にとどまっているもので、極めて早期の乳がんです。これを「非浸潤(ひしんじゅん)癌」といいます。

I期(5年生存率85%)・しこりの大きさが2cm(1円玉の大きさ)以下で、わきの下のリンパ節には転移していない、つまり乳房の外に広がっていないと思われる段階です。

II期 (5年生存率66%)
IIa期・しこりの大きさが2cm以下で、わきの下のリンパ節への転移がある場合、またはしこりの大きさが2~5cmでわきの下のリンパ節への転移がない場合。
IIb期・しこりの大きさが2~5cmでわきの下のリンパ節への転移がある場合。

III期(5年生存率41%)
局所進行乳がん
IIIa期・しこりの大きさが2cm以下で、わきの下のリンパ節に転移があり、しかもリンパ節がお互いがっちりと癒着していたり周辺の組織に固定している状態、またはわきの下のリンパ節転移がなく胸骨の内側のリンパ節(内胸リンパ節)が腫れている場合。あるいはしこりの大きさが5cm以上でわきの下あるいは胸骨の内側のリンパ節への転移がある場合。
IIIb期・しこりの大きさやわきの下のリンパ節への転移の有無にかかわらず、しこりが胸壁にがっちりと固定しているか、皮膚にしこりが顔を出したり皮膚が崩れたり皮膚がむくんでいるような状態です。炎症性乳がんもこの病期に含まれます。
IIIc期・しこりの大きさにかかわらず、わきの下のリンパ節と胸骨の内側のリンパ節の両方に転移のある場合。あるいは鎖骨の上下にあるリンパ節に転移がある場合。

IV期(5年生存率10%)・遠隔臓器に転移している場合です。乳がんの転移しやすい臓器は骨、肺、肝臓、脳などです。

再発乳がん・乳房のしこりに対する初期治療を行った後、乳がんが再び出てくることを「再発」といいます。通常は他の臓器に出てくること(「転移」と呼びます)を指し、IV期の乳がんとあわせて「転移性乳がん」と呼びます。手術をした乳房の領域に出てくることは「局所・領域再発」と呼んで区別します。

末期がんの小林麻央さんの5年生存率はほぼ0に近い1%ほどでしょう。

 

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乳がんの進行

小林麻央さんは発見された時点で初期の乳がんではなかったのではないかと思います。

初期だとしても小林麻央さんを襲った癌は「進行型」である事は間違いありません。

乳がんの進行乳がんの場合、がん細胞は比較的小さい時期から乳腺組織からこぼれ落ち、リンパや血液の流れに乗って乳腺から離れた臓器(肺、肝臓、骨など)に小さな転移巣をかたちづくると考えられています。

これらの微小な転移巣が大きくなると症状が出たり、検査で検出されたりするようになり、これを「遠隔転移」と呼びます。

例)肺に転移した場合は「乳がんの肺転移」と呼び、肺にあってもその性質は乳ガンであり、もともと肺から発生する「肺がん」とは異なります。

このように遠隔転移を有する乳がんを総称して「転移性乳がん」と呼びます。乳房に癌が見つかった時点ですでに遠隔転移を有する場合と区別して、手術などの初期治療を行ってから発見される場合を「再発乳がん」と呼びます。

再発乳がんの中でも、手術をした部分だけに再発することを「局所再発」と呼びます。また、癌が皮膚や胸壁に及んでいるためそのままでは手術ができない乳ガンは「局所進行乳がん」と呼びます。

 

転移性乳がん

遠隔転移を有する乳がんの総称

・再発乳がん

・手術などの初期治療を行ってから発見された乳がん

・局所進行乳がん

・がんが皮膚や胸壁に及んでいるためそのままでは手術ができない乳がん

乳がんの主な遠隔転移先

乳がんはステージ4まで進行すると肺や骨に転移も乳がんのステージ4の最大の特徴は他の臓器への転移が見られることです。

乳がんの主な遠隔転移先は、骨、肺、肝臓、脳です。

小林麻央さんの場合、脳以外転移しているかと思われます。顎にまで転移がきているので次は脳転移でしょう。

では実際に、乳がんから肺、肺から骨、骨から脳に転移した場合、どのような状況になるのか見ていきましょう。

乳がんが肺に転移した場合

乳がんが肺に転移した場合、「原発巣(最初にできたがんの部位)」は乳がんということになります。

がんが転移した場合、転移先がどこなのか、原発巣がどこなのかで治療方針が変わってきます。

一般的に乳がんが肺に転移した場合は、手術での治療が難しく、抗がん剤治療や放射線治療等が選択されるようです。

肺にがんがあると、イメージ通り咳が酷くなって、とても息が苦しくなります。

更に咳こんだ時に血の混じった痰が出てくるようです。

気管支や肺に大きな負担がかかるので、気管支炎や肺炎を引き起こしたり、胸の痛みとなって症状が現れることもあります。

さらに進行していくと、体力や食欲も無くなり、体重が減少していきます。

肺に転移したからといって、すぐに命に別状があるわけではありませんが、日々痛みと咳と戦いながら、とても苦しい生活を強いられることになります。

骨への転移

どのがんにも骨へ転移する可能性あるとされています。骨へ転移したがんを、転移性骨腫瘍と言い、特に骨転移を起こしやすいものは、骨髄腫や肺がん、乳がん、腎がん、前立腺がんなど。転移した初期にはそれほど症状はありませんが、腫瘍が大きくなって骨組織を圧迫すると、動かした時の強い痛みや安静時の持続する痛みが出て、少しの衝撃で骨折することもあります。

特に背骨に転移した場合は、腫瘍によって骨が潰れて圧迫骨折が起きたり、背骨近くの脊髄神経が圧迫されて、手足の麻痺やしびれが出ることも。骨への転移は、進行すると日常生活に大きく関わる障害が出やすいので、原発がんの治療と並行して対応します。

骨から脳に転移した場合

肺がんは血液を通して、全身の臓器に転移する可能性の高いがんです。脳にも、血液を介して転移します。

脳と脊髄を覆う髄膜の中でも、1番外側にある「硬膜」に転移するケースが多く、けいれんやマヒ、感覚障害、めまいやふらつきなどの症状がみられます。

さらにその下、脳の表面にある「髄液」にまで転移すると、手足のしびれや腰痛、背中の痛みなどが出てきます。

また脳は大きく4つに分けて、前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉がありますが、これらのどの部位に転移したかによっても症状が異なります。

特に前頭葉は、運動や言語、精神を司る重要な部位です。ここに転移すると、運動障害や言語障害のほか、人格変化が起こりやすくなります。その人らしさが失われ、感情や思考などが崩壊することもあります。

頭頂葉では、感覚や行動、字を書くこと、計算能力などに関連する部位ですので、これらの障害が考えられますし、側頭葉は聴覚や嗅覚、味覚などの五感に関連しているため、感覚障害が起こりやすくなります。

後頭葉は主に視覚に関与し、ここに転移すると部分的に視野が欠損するなどの視覚障害が生じます。

転移について

リンパ行性転移
リンパ性転移とは、リンパの流れに乗って別の場所へとがん細胞が転移すること。 原発巣の近くのリンパ管からがん細胞が管内部へと侵入し、リンパの流れに乗ってリンパ節まで到達。そこでがん細胞を増殖させつつ、次々に離れたリンパ節へと転移していくといったメカニズムです。

もともとリンパには、T細胞などの免疫機能が備わっています。そのためリンパ管内に異物が侵入したとしても速やかに撃退されることになるのですが、がん細胞の性質や患者の状態によっては、この免疫機能がうまく働かないことがあるとされています。

なお、リンパ性転移は抗がん剤が効きにくいと言われています。多くの抗がん剤は水溶性であるのに対し、リンパの体部分が脂だからです。その意味において、血行性転移に比べて治療が厄介な転移とされています。

 

播種性転移
播種性転移とは、種をまいたように点々とがん細胞が転移すること。 胸腔や腹腔などに面した臓器が原発となり、剥がれ落ちたがん細胞が隣接する胸腔や腹腔へ点々と拡大していく、といったメカニズムです。

 

播種性転移は、主に胃がんや肺がんで見られる転移です。胃がんが胃壁を壊して腹膜に広く播種性転移を起こすことを「腹膜播種」と言い、肺がんが胸膜を壊して胸膜表面に播種性転移を起こすことを「胸膜播種」と言います。

播種性転移は治療が難しいとされる種類の転移。一般的には抗がん剤での治療が行われますが、現状では根治を目的とした治療は難しいとされています。

 

最近、公表された小林麻央さんの転移

1.上顎がんとは

鼻腔の周囲には副鼻腔と呼ばれる空洞が左右4つずつ存在します。各副鼻腔は鼻腔とつながり、内部は薄い粘膜で内張りされており、空気が入っています。副鼻腔は、鼻から吸い込んだ空気の加湿や温度の調節、のどで発せられた声の共鳴、などを行っています。副鼻腔のうち頬にあるものを上顎洞といいます。上顎洞は最も大きな副鼻腔で、鼻腔の外側に位置します。この上顎洞から発生したがんのことを上顎がんといいます。がんを顕微鏡で観察すると様々な型に分けられます(病理型)。上顎がんは、他の頭頸部がん(咽頭がん、喉頭がん、口腔がんなど)と同様に大部分が扁平上皮がんと呼ばれるがんです。

2.顎の癌の症状

上顎洞は周囲を骨に囲まれているため、がんが上顎洞内にとどまっている状態では無症状のことが多いのですが、がんが大きくなると以下のような症状があらわれます。

・鼻閉
・鼻血、血性の鼻漏
・鼻や頬の痛み、頭痛
・上顎歯の痛み、入れ歯の不適合、開口障害
・眼球の突出、視力障害、複視


1、転移性骨腫瘍

転移性骨腫瘍とは、癌が骨に転移したもので、どの癌にも骨転移の可能性はあります。特に頻度の高いものに、骨髄腫、前立腺癌、乳癌、腎癌、肺癌などがあげられます。

まれに、骨転移が癌の発見のきっかけになることもあります。骨転移の治療は、原発巣の治療と平行して行いますが、骨の転移のため、骨折を起こした場合や、背骨に転移し、脊髄の麻痺が出現している場合などは、緊急に手術を要する場合があります。

原発巣に対する有効な治療方法が増え、癌患者さんの延命がえられるようになった半面、骨への転移による痛みや骨折、背骨の転移による麻痺のために治療を要する患者さんは、むしろ増加しているのが現状です。


2、小林麻央さんの症状

転移した腫瘍が骨の中でまだ小さいと、症状はあまりありません。腫瘍が大きくなり骨の破壊が進むと、動作時痛や夜間痛などが出現します。更に大きくなり、骨の大部分が腫瘍に侵されると、軽微な外傷で骨折を起こすようになります。

背骨に転移した場合、腰痛や背部痛となって痛みを感じます。腫瘍が大きくなると、骨が潰れて、圧迫骨折を起こします。また、背骨のすぐ後ろにある脊髄神経が腫瘍で圧迫されると、手足のしびれや麻痺がでます。

顎の腫瘍のおかげでしゃべると激痛が走るかと思われますが、その辺は薬でケアをしているはずです。

上顎洞がんが悪化した場合の危険性
上顎洞がんが進行していく、がんの広がりによって病期(ステージ)はⅠ期からⅣ期まで分類され、Ⅳ期も、ⅣA期とⅣB期に分けられます。

ⅣA期は、上顎洞がんと同じ側の頸部リンパ節へ3cm以上6cm以下の腫瘍の転移を1つ認める、もしくは上顎洞がんの対側を含めた頸部リンパ節に6cm以下の腫瘍の転移を複数認めることができ、さらにがんが上顎洞、上顎洞周辺の骨、頭蓋底、眼窩、篩骨洞、皮下組織のいずれかの場所に存在している場合です。

複数の頸部リンパ節へ6cm以下の腫瘍の転移が認められ、さらにがんが目、頬の皮膚、前方部分の頭蓋底、下顎、蝶形骨洞、前頭洞のいずれかにまで広がっている場合。

ⅣB期は、腫瘍の大きさが6cmを越える頸部リンパ節への転移が認められた場合。 眼窩の後ろ部分、脳、側方部分・中央部分の頭蓋底、咽頭上部のいずれかまで腫瘍が広がっている場合です。

以上のように分けられます。小林麻央さんのようにⅣ期までがんが進行していると、顔が腫れ、腫瘍が頬骨を破るほど増殖しているため、激しい痛みが伴います。

この段階で手術を行い腫瘍を摘出するにしても、上顎全体を摘出しなければならない可能性が非常に高くなります。

また、この段階までがんが進んでいると、腫瘍や腫瘍からの出血により脳が圧迫されていることが多く、治療後も脳に障害が残る可能性も高くなります。

これらを考えると小林麻央さんの病状に医師も打つ手がなくなったことは間違いないでしょう。

診断には?

癌の既往のある患者さんは、手足や背中の痛みでも、安静時に痛みが続くなど、通常の運動器疾患と異なる症状がある場合、癌の骨転移を考える必要があります。レントゲンを撮ることでほとんどの場合、その場所の骨転移の有無がわかります。骨が溶けている、白くなっている、潰れてきているという所見があります。レントゲン以外では、MRI検査をすることで、骨髄内の病変の広がりや、病巣の性状などがより詳しくわかります。背骨の場合、脊髄神経の圧迫所見などもわかります。核医学検査の、骨シンチグラフィーを行うと、全身の骨が一度に撮影できるので、一ヶ所のみならず、何ヶ所も発見されることもあります。PETスキャンでも同様に全身の病変が検査できます。また、血液検査で、原疾患の腫瘍マーカーの上昇、骨アルカリフォスファターゼの上昇、カルシウムの上昇なども骨転移の診断に有用です。

もう打つ手がない

医師は患者さんにもう打つ手がないがない、もしくは手段を講じても良くなる見込みがない場合、痛みや精神の苦痛を和らげるため緩和ケア、通称ホスピスを勧めます。

タイミングを考えると小林麻央さんは2017年8月頃、緩和ケア(ホスピス)を勧められたのではないかと思われます。もしくは今回の「上顎に転移」をした時点でリスクを考え最期の手段「家に帰り、痛みを和らげ死を待つ」と言う判断をしたんじゃないかと思われます。

上記にも記載しましたが、今回の退院は小林麻央さんの「最期は家で迎えたい」と死を意識しての願いに病院側がOKをだしたものかと思われます。

緩和ケア(ホスピス)

緩和ケアにはこんな方法があります

がん診療連携拠点病院の指定を受けている医療機関は緩和ケアに対応できる機能があり、入院だけでなく外来診療でも対応できるように整備が進みつつあります。現在診療を受けている医療機関が、がん診療連携拠点病院の指定を受けていない場合でも、緩和ケアを提供していたり、ほかの医療機関と連携しながら対応できることがありますので、医師や看護師にお尋ねください。


入院中に緩和ケアを受ける場合

入院中に緩和ケアを受けるには、緩和ケア病棟への入院と、緩和ケアチームによる診療という2つの方法があります。

 

緩和ケア病棟

緩和ケア病棟は、専門的な知識と技術に基づいた緩和ケアを提供する場です。体のつらい症状や、心のつらさ、苦しみを和らげることを重要な治療として位置づけています。がんの進行に伴う体のつらい症状や精神的な苦痛があり、がんを治すことを目標にした治療(手術、薬物療法〔抗がん剤治療〕、放射線治療など)の適応がない、あるいはこれらのがん治療を希望しない方を主な対象としています(個々の患者さんの受け入れについては、各施設にお尋ねください)。

 

緩和ケアチーム

入院療養中の患者さんのところに緩和ケアを担当するチームが診察したり、話を伺うために病室を訪問します。治療に当たる医師と協力して、痛みやつらさを和らげる支援を行います。緩和ケアチームは、身体症状や精神症状を担当する医師、緩和ケアチームでの活動を専門的に行う看護師、薬剤師、心理士、ソーシャルワーカーなどの専門家が、状況に応じて診療に当たります。

外来、あるいは在宅で緩和ケアを受ける場合

緩和ケア外来

通院中の患者さんに外来で緩和ケアを提供します。在宅で緩和ケアを継続的に行う患者さんが通院することもできます。治療を担当している医師の診療と協力して、がんに対する治療を継続しながら、つらい症状の内容に応じて痛みを和らげるための支援を行います。患者さんを日々支えている家族のケアも行います。訪問診療用語集アイコンを行っている診療所や訪問看護ステーションと連携して、緩和ケアが在宅でもできるように必要な支援を行ったり、本人や家族の希望に応じて緩和ケア病棟などへの紹介を行う役割を担っています。

今回の小林麻央さんの退院はこれにあてはまるかと思われます。

小林麻央さんの奇跡のまとめ

未だにブログを更新できている事(書いてるのは本人ではないかもしれませんが)、とにかく家に帰れたこと、症状からみてとっくに亡くなっていてもおかしくないのにまだ歩いている事。

家族と会話ができていること。なにより今も生きているということ。

これらすべてが小林麻央さんの起こした奇跡です。

確かにもういつ亡くなってもおかしくはありません!ただこれまでの小林麻央さんの姿を見て「勇気をもらった!」「自分も頑張ろうと思った」など小林麻央さんに力をもらった方は私以外にもいるはずです。

それ自体が「奇跡」だと・・・私は思えるのです。

タイトルの「もう頑張らないで」は「諦めて」と言う意味ではありません。届かないけど、私なりのエールと感謝の言葉です「もう頑張らないで」

元気なころの小林麻央さん

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「恋のから騒ぎ」や「ジャンクスポーツ」、「奇跡体験アンビリバボー」や「目覚まし土曜日」などに出演していた頃の小林麻央さんをよく覚えています。

お姉さんの小林麻耶さんは「かわいい」感じですが、妹の小林麻央さんは「綺麗」な感じだなぁ・・・っていつも思っていました。

市川海老蔵さんとご結婚なされた時は「あ!海老蔵さんに騙されたんだな!」と思ったものですが(笑)

あの頃の幸せそうな小林麻央さんは今でも何の変わりなく海老蔵さんとのやりとりは本当に幸せそうですね。

本当に「愛する旦那様」なんでしょうね!昔より今の方が「うらやましいな!」って思う事が増えました。

市川海老蔵さんと小林麻央さんの「お二人の関係性」、小林麻央さんが感じているであろう「命と時間の大切さ」

不謹慎かもしれませんが、実際小林麻央さんが「もういつ亡くなるか」はわからない状況だったのでしょう。

一番怖いのは合併症の併発です。

合併症にも色々ありますが、現在の小林麻央さんは合併症により亡くなるという事もあり得るという事です。

普通なら精神的にも「鬱」になり家族に当たり散らしてしまう患者さんも多い中、小林麻央さんはすごく優しい対応をしていて驚いております。

私的にはこの小林麻央さんの優しさと市川海老蔵さんの破天荒さに「癌」と言う病の宿命を背負ったのだな?って考えてなりません。

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